三回忌


明日で、父が亡くなって丸2年が経ちます。
さっき、弟にメール送ったら、「早かった」と言ってました。
私も、もう2年か、っていう想いと、まだ2年か、という想いがあります。
とにかく、家族みんな、無我夢中で、ここまで突っ走ってきたという意味では
早かったんだと思うけど、2年前の今頃、
父は本当に危険な状態の中でも、さらに危険な状態(と医師が言った)で。
21日、22日は、危ないと言われ、母が2日連続でついてたので、
23日は、私が交代した日でした。
あの時のことを考えると、涙が止まらないというか、
あれ以上つらいことは、きっとこの世の中にはないだろう、というくらい
本当につらかったです。
夜の9時頃に、集中治療室から仮眠室に移動したけど、全然寝付けなくて、
同じく集中治療室の付き添いのおば様と長い間、お話をしてました。
ウトウトしてた午前4時。看護師さんに、「お母さん呼んだ方がいいかも」
と言われ、公衆電話から電話。
外は、すごい霧で、母に「気をつけてきてね」と言って・・・。
それからは、もう「その時」まであんまり記憶がないんですよね。
みんなに電話した方がいいよね、って言って電話したんだっけなぁ。。。
あの時、この先、私たちどうなっちゃうんだろう、と思うと、
もう、絶望のふちに立ってるというか、そんな気持ちだったから、
そういう意味では、長かったのかなぁ、2年。
人はみんな死んでしまうんだから、しょうがないんだけど、
なんでこんなに早く逝っちゃうんだろう、と神様を恨みました。
でも、これが乗り越えられたんだから、きっと、どんなことでも乗り越えられる
ような気がします。
父が私に与えた最後の試練なのかもしれません。
お父さん、私たち家族は、がんばってるよ。